核交渉チームへの批判噴出 イラン、交渉環境悪化も

 【共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国との協議をめぐり、イランの保守強硬派からザリフ外相率いる交渉チームへの批判が出ている。24日の交渉期限が迫っても最終合意の見通しは立たず、期限再延長の可能性が浮上しているが、欧米との対話に否定的な強硬派の批判がさらに強まれば交渉環境の悪化は必至だ。

 「米国は敵だと分かっていない連中がいる」「交渉チームは最初からイランのレッドライン(許容できない一線)を考慮すべきだった」。イランのメディアによると、ウィーンで協議が始まった18日、イラン指導部の親衛隊的性格を持つ革命防衛隊出身の国会議員が訴えた。現役の同隊幹部による批判も伝えられた。

 昨年8月に発足した保守穏健派のロウハニ政権下で核協議が始まって以降、これまで交渉チームへの批判が報じられることはほぼなかった。核問題などで最終決定権を持つ最高指導者ハメネイ師が交渉チームに一定の支持を与えてきたためだ。

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