中国2年4カ月ぶり利下げ 貸出金利を0.4%
- 2014年11月21日
- 世界のニュース
【共同】中国人民銀行(中央銀行)は21日、金融機関の貸出・預金金利を22日から引き下げると発表した。貸出金利を1年物で0.4%引き下げ5.6%、預金金利を0.25%引き下げ2.75%にする。利下げは2012年7月以来、2年4カ月ぶり。
中国は国内の不動産市況の悪化などにより経済の先行き不透明感が強まっている。金融緩和により企業が資金を借りやすくするなどして景気を下支えすることにした。
人民銀は中国経済の現状を「企業の資金調達難の問題が突出している。経済成長に下押し圧力がある」と分析し、利下げは「安定成長にとって有意義だ」と説明した。
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