1万2000人でアフガン支援 NATO、来年以降新任務
- 2014年12月2日
- 世界のニュース
【共同】北大西洋条約機構(NATO)は2日、ブリュッセルで外相理事会を開いた。年末で戦闘任務を終えるアフガニスタンについて、来年から同国治安部隊を支援する任務に移行し、計画通り当初1万2000人規模で実行することを正式に決定する。
NATOは既に支援任務の計画を準備していたが、部隊の駐留継続に必要な「安全保障協定」の締結がカルザイ前大統領の署名拒否により遅れ、決定がずれ込んだ。
新任務は現在約35万人規模となったアフガン治安部隊に対する訓練や助言、支援を首都カブールと4都市を中心に行う。NATO加盟国と協力国が部隊を提供。日本もアフガン治安部隊の維持費用の分担で貢献する。
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