開発力強化で買収相次ぐ 世界の製薬大手
- 2014年12月8日
- 世界のニュース
【共同】世界の製薬大手は近年、研究開発力を強化するために買収を活発化させている。単独での新薬開発が難しくなっていることが背景。売上高の大きい医薬品を製造している会社を吸収したり、有望な研究を進めているバイオ製薬企業を買い取ったりする場合が多い。
ドイツのバイエルは今秋、メルクの大衆薬部門を142億ドル(約1兆7000億円)で買収。成功しなかったものの、ファイザーはアストラゼネカに10兆円を超える金額で買収を提案した。
日本勢では、武田薬品工業が2011年にスイス製薬大手ナイコメッドを96億ユーロ(当時は約1兆1000億円)で買収した。
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