GM、メキシコに50億ドル投資〜生産能力を倍増へ
- 2014年12月12日
- 自動車関連
メキシコのイルデフォンソ・グアハルド経済相は、メキシコシティーで記者会見し、ゼネラル・モーターズ(GM)が同国での生産能力を2倍に高めるため、各地の工場に総額50億ドルを投じることを明らかにした。
ロイター通信によると、同相は「この投資でGMは、車両やエンジン、変速機の生産能力を2倍に増強する」と語った。
GMメキシコのエルネスト・エルナンデス社長によると、50億ドルのうち14億ドルの投資は既に実施済みで、残り36億ドルを2018年までに投じる。
投資資金はメキシコのコアウイラ、サンルイスポトシ、メヒコ、グアナフアトの4州にある生産施設の拡張や、生産ラインの近代化、自動車および自動車部品の技術向上に使われる。最高5600人の雇用も創出する。
今回のGM投資を含め、メキシコでの自動車産業の総投資額は190億ドルに達する。また、GMは11月末までに前年同月比で生産を5%、輸出を5.6%増加させている。
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