NY原油、5日ぶり反発 急落で買い戻し

 【共同】16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は小幅ながら5営業日ぶりに反発し、指標となる米国産標準油種(WTI)1月渡しが前日比0.02ドル高の1バレル=55.93ドルで取引を終えた。

 世界景気の減速によるエネルギー需要低迷への警戒感や、石油輸出国機構(OPEC)は減産を急がないとの観測を背景に売り注文が広がり、一時、中心限月の取引時間中として約5年7カ月ぶりの安値水準となる1バレル=53.60ドルまで下落。その後、原油相場がこのところ急落した反動が出て、下げ止まり感による買い戻しが広がり、終値は前日を上回った。

 市場関係者は「あくまで一時的な動きで、原油先物相場が下げ止まったわけではない」と指摘。OPECが減産を決めるなど供給過剰感を解消する動きがなければ「今後も下落が続き、1バレル=50ドルを割り込む可能性が高い」との見方を示した。

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