合意楽観とロシア次官 イラン核協議、次回1月

 【共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国とイランは17日、ジュネーブでの協議を終えた。次回協議は来年1月に開かれる見通し。イラン政府当局者が明らかにした。タス通信によると、ロシアのリャプコフ外務次官は「目標期限までの合意は可能との楽観論を抱かせる話し合いだった」と述べた。

 双方は対イラン制裁の解除方法などをめぐる対立を解消できず、11月に交渉期限を再延長した。リャプコフ氏は「今回の協議で、どの当事者も最終合意に後ろ向きにはなっていないことが確認できた」と語った。

 6カ国とイランは来年3月下旬までに枠組み合意を、6月末までに最終合意を結ぶことを目指している。

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