ボスニア民族融和へ支援 日本がサッカー場整備

 【共同】ボスニア・ヘルツェゴビナの民族紛争(1992〜95年)で激戦地となった南部モスタルで、子どものサッカーを通じた民族融和を進めようと、日本政府は6日までに、サッカー場整備のため約22万6500ユーロ(約3200万円)を拠出することを決めた。

 モスタルでは元サッカー日本代表主将の宮本恒靖さん(37)が子どものためのサッカーアカデミー「マリ・モスト(小さな橋)」の開設を計画している。日本政府はアカデミーが約1年後に同サッカー場で活動が開始できるよう支援する。21日には資金協力の署名式が開かれ、宮本さんも出席する予定だ。

 旧ユーゴスラビアの解体に伴う紛争で、ボスニアでは約20万人が死亡したとされる。モスタルではクロアチア系住民とイスラム教徒が激戦を展開。現在も中心部の川を挟んで居住区が分断され、子どもたちの交流の機会も限られている。

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