日本の非常任理事国入り確実 安保理、アジア統一候補に
- 2015年1月29日
- 世界のニュース
【共同】国連加盟国のうちアジアや中東諸国で構成するアジア・太平洋グループ(54カ国)は29日、国連本部で会合を開き、10月の安全保障理事会の非常任理事国選挙で日本を統一候補として支持することを決定した。これにより、日本が来年1月から非常任理事国を務めることが確実となった。
任期は2年。安保理入りすれば2009〜10年以来、11回目で国連史上最多記録となる。日本の吉川元偉国連大使は会合後、記者団に「日本としてどういう発信をしていくのかという準備に(来年までの)1年近くの時間を充てたい」と意欲を示した。
非常任理事国は計10カ国で、アジア・太平洋、アフリカ、中南米、「西欧その他」、東欧の各地域別に議席が割り当てられている。アジア・太平洋の今回の改選対象は現在ヨルダンが占めている1枠で、10月の選挙は日本にとって対抗馬のいない「信任投票」となる。
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