パイプライン法案可決 共和党、大統領と対決

 【共同】上院(定数100)本会議は29日、カナダ産原油を米国に運ぶ「キーストーンXLパイプライン」の建設推進法案を62対36の賛成多数で可決した。雇用を創出し経済活性化につながると訴える共和党が、拒否権を行使する構えのオバマ大統領に挑む形で悲願の法案可決にこぎ着けた。

 民主党内では環境への影響などを理由に反対論が根強く、パイプライン建設は両党の対立を象徴する政治問題となっている。昨年の中間選挙勝利で上院多数派となった共和党にとっては、議会の変化を国民に印象づける最初の法案可決となった。

 成立には下院を既に通過している法案と一本化した上で、大統領の署名が必要。世論調査では賛成派が多数を占めており、共和党は大統領が署名を拒否すれば、雇用創出に後ろ向きだとして政権を攻撃する考えだ。

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