北米でエアバッグ関連による販売減は見られない ホンダ副社長

 【共同】ホンダの岩村哲夫副社長は30日の2014年4〜12月期決算会見で「北米でエアバッグ関連による販売減は見られない。品質問題で販売のタイミングが遅れ、来店客が予定より下がった。年明けからは徐々に回復してきている。ニューモデルが投入されれば国内販売を伸ばせる。国内の軽自動車市場はトップ2がアグレッシブに展開している。商品力を訴求し、地に足をつけた販売をしていきたい。新車投入の遅れと軽市場の激化で8万台の影響を受けた。国内販売10万台のうち残りは消費税の反動減。中国の販売計画は強気の見方をしていた。手の届くターゲットを設定していきたい。リコール問題はタカタと力を合わせて早急な対応をする。春闘は会社は置かれている状況を踏まえてしっかり話し合う。エアバッグ死亡事故は米国で3件、マレーシアで1件と認識。2015年の米国の市場は1670万前後が妥当」と述べた。

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