捜査機関に「人種偏見」 FBI長官、異例の言及

【共同】連邦捜査局(FBI)のコミー長官は12日、ワシントンの大学で講演し、ミズーリ州ファーガソンやニューヨークで白人警察官が黒人男性を死亡させた事件に関連し、捜査機関の内部に人種偏見があるとの認識を示した。

 全米各地にファーガソンのような「警察と市民が分断された地域」が存在すると述べ、人種問題をめぐる地域社会との対話を通じて相互理解を促進するよう呼び掛けた。FBI長官が、捜査機関内部の人種差別問題に言及するのは異例。

 また、警察官が黒人に発砲した件数などをFBIが完全に把握する仕組みがないと指摘。「正確な情報がなければ、想定外の出来事を強いられる」と述べ、情報共有を強化する重要性を強調した。

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