郵政が豪物流大手買収検討 4600億円 海外事業を強化
- 2015年2月17日
- 世界のニュース
【共同】日本郵政がオーストラリアの物流最大手、トール・ホールディングスの買収を検討していることが17日、分かった。買収額は約50億オーストラリアドル(約4600億円)規模に上る可能性がある。日本郵政としては、海外では過去最大の買収案件になるとみられる。
正式に合意すれば日本郵政の西室泰三社長が18日にも記者会見で発表する。
日本郵政グループでは傘下の日本郵便が日本国内の郵便物数の減少傾向や人件費高騰で経営が厳しい。このため、ネット通販の分野などで海外事業を拡大し、アジアやオセアニアといった海外の成長市場に活路を求める狙いがありそうだ。
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