ホンダ、不安残し開幕へ 合同テストでトラブル続く

 【共同】自動車のF1チームによるシーズン開幕前最後の合同テストが1日にスペインのモントメロで終了した。今季から復帰するホンダのエンジンを搭載したマクラーレン・ホンダは、3度のテストを通してタイム、周回数とも伸ばせず、不安を残して開幕戦のオーストラリア・グランプリ(15日決勝)に臨む。

 計12日間のテストではマシントラブルが続き、計380周は参加9チーム中最下位。上位7チームは900周以上を走り、差は歴然としている。ドライバーの一人、ジェンソン・バトン(英国)は「われわれが最速のチームでないことは分かっている」と、冷静に現実を受け止める。

 不安要素はマシンだけではない。フェルナンド・アロンソ(スペイン)は2回目のテストでクラッシュし、最終テストの参加を見送った。開幕戦で復帰の可能性について、マクラーレンのロン・デニス最高経営責任者(CEO)は「医師の判断に従うだけ」と慎重に話す。

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