モスル奪還予告は「誤り」 カーター国防長官、異例の批判

 【共同】カーター国防長官は3日、過激派組織「イスラム国」からイラク北部モスルを奪還する作戦をめぐり、中央軍当局者が実施時期は4〜5月との見通しを示し作戦内容を事前に公表したことを「誤りだった」と指摘し、異例の批判を展開した。

 上院軍事委員会の公聴会で証言した。詳しい経緯は明らかになっていないが、米政府内部の不協和音が強まれば、対イスラム国作戦に参加する有志国の間で困惑が広がり、結束に悪影響を与える恐れもある。

 カーター氏は、説明内容が「不正確だった」とも述べたが、どの部分が不正確なのかは明確にしていない。

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