「核なき世界」なお追求 オバマ大統領、NPT45年声明
- 2015年3月5日
- アメリカ発ニュース
【共同】核拡散防止条約(NPT)発効から45年を迎えた5日、オバマ大統領が声明を出し「米国は核兵器のない世界がもたらす平和と安全を追求する」とあらためて訴え、4月にニューヨークで開かれるNPT再検討会議の成功に向けて取り組む決意を表明した。
大統領は核兵器のない世界を実現するため「NPT体制の強化を全ての国に呼び掛けていく」と強調。イランの核兵器開発を阻止する取り組みもその一環だとして、核協議の合意に全力を挙げる考えを示した。
再検討会議についてはNPT体制の強化につながる成果が必要と指摘し、他の加盟国と連携して成功に導きたいと述べた。
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