今年前半の利上げが心地良い クリーブランド連銀総裁

 【共同】クリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁は9日、ワシントンで講演し、力強い経済成長の継続を理由に「入手する情報が引き続き予想を支えるなら、今年前半の利上げが心地良いだろう」と述べ、最速で6月には利上げが適切になるとの見方を示した。6月に利上げに踏み切るためには、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、その後の2会合での利上げは可能性が低いことを示す「忍耐強い」の表現を修正すべきだとした。

 総裁は、失業率などの雇用関連の指標は「経済が最大雇用に近づいていること示している」と指摘。失業率は今年末までに長期失業率と見込む5.5%を下回り、5.25%かそれ以下に下がると予想しているとした。

 また、原油安やドル高による輸入物価の低下を理由に、短期的に物価が一段と下落することを予想していると説明。ただ、原油価格が安定すれば、物価の下落は一時的な現象だと分かるとし「基調を上回る経済成長が続けば、来年末までに連邦準備制度理事会(FRB)の目標(の2%物価)へと徐々に戻っていくことに合理的な自信がある」と述べた。

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