地下鉄サリン、20日で20年 悲惨な事件の教訓未来へ

 【共同】オウム真理教が起こした組織的テロで、13人が死亡、6000人以上が重軽症となった地下鉄サリン事件から20日で20年。家族や仲間を失った遺族や後遺症に苦しむ被害者らに残る傷は癒えない。世界的にテロ事件は絶えず、悲惨な事件の教訓をいかに未来に伝えるかが課題となる。

 20日は地下鉄霞ケ関駅で東京メトロの職員が黙とう。同駅や小伝馬町、築地など6駅で一般からの献花を受け付ける。

 多くの被害者が出た霞ケ関駅で当時駅長だった野尻辰秀さん(63)は19日、仲間の墓前で手を合わせ「忘れられない大きなものがのしかかっている」と、今も続く苦しみを明かした。

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