外交も大統領選左右 実績問われるクリントン氏

 【共同】次期大統領選への出馬を12日表明した民主党のクリントン前国務長官は、中間層を支援する姿勢を前面に出し、経済政策を共和党との対立軸と位置づける構えだ。ただ中東やウクライナの混乱が深まる中、外交政策も争点として重みを増している。国務長官時代の実績も厳しい目にさらされることになり、選挙戦の行方を左右しそうだ。

 クリントン氏は出馬表明の動画で、外交について触れることは控えた。中間層の最大の関心事は経済問題との判断に加え、イラクやシリアでの過激派組織「イスラム国」の台頭や、ウクライナ東部の混乱長期化でオバマ外交への国民の評価が厳しくなっていることも背景にある。

 クリントン氏が意欲的に取り組んだアジア重視戦略は目に見える成果に乏しく、「リセット」と呼ばれたロシアとの関係改善も今や跡形もない。大詰めを迎えているイラン核協議はクリントン氏が布石を打ったが、議会やイスラエルの強い批判にさらされている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る