井岡が3階級制覇 高山は初防衛

 【共同】ボクシングのダブル世界戦は22日、大阪府立体育会館で行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級で挑戦者の26歳、井岡一翔(井岡)は判定勝ちでタイトルを奪取し、日本選手として亀田興毅以来2人目の世界3階級制覇を達成した。国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級は王者高山勝成(仲里)が初防衛を果たした。

 井岡は昨年5月に続く挑戦で、8度防衛中の王者、フアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)に2―0の判定勝ちを収めた。井岡陣営によると、プロ18戦目での3階級制覇は史上最短。井岡が18戦17勝(10KO)1敗、31歳のレベコは36戦34勝(18KO)2敗。

 昨年大みそかに日本初の主要4団体制覇を果たした31歳の高山は、同級9位のファーラン・サックリン・ジュニア(タイ)に9回2分19秒で負傷判定勝ちした。高山は37戦29勝(11KO)7敗1無効試合。

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