クリントン氏、質問解禁 記者団追い掛け1カ月

 【共同】来年の大統領選の民主党最有力候補、クリントン前国務長官が19日、約1カ月ぶりに記者団の質問にまとまった形で応じた。先月12日に出馬表明後、ほとんど記者を相手にせず、メディアや共和党陣営から「隠れている」と攻撃されていた。

 クリントン氏はこの日、中西部アイオワ州で対話集会に参加。地方を行脚する一行の車列をひたすら追い掛けるだけの取材にしびれを切らした男性記者が、集会の休憩時にクリントン氏に直訴し、質疑応答が実現した。

 共和党有力候補の一人と目されるブッシュ元フロリダ州知事は16日、同じアイオワ州での集会で「私は800~900件ぐらい質問に答えたと思うが、彼女は13件だ」とやゆ。クリントン氏もそろそろ“ガス抜き”が必要と判断したもようだ。

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