北朝鮮核、米が火消し 「小型化」成功主張に
- 2015年5月21日
- アメリカ発ニュース
【共同】北朝鮮が弾道ミサイルに搭載可能なまでに核弾頭を小型化することに成功したとの見方をめぐり、米政府が20日、「そのような能力があるとは考えていない」との公式見解を示し、火消しに乗り出した。
「実験をしていない」(国務省)というのが根拠だが、米軍当局者との温度差は明らか。北朝鮮の「核ミサイル」能力を認めれば同国を利するだけだとの判断に加え、開発進展を阻止できずにいるオバマ政権に批判の矛先が向かいかねないとの憂慮もありそうだ。
北朝鮮は2012年の「衛星打ち上げ」により、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のロケット開発能力があることを証明してみせた。
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