キューバのテロ指定解除へ 米、国交正常化の作業加速

 【共同】キューバに対する米政府のテロ支援国家指定は、早ければ29日にも官報で解除が告示される。解除は、米国との国交断絶が1961年以来続くキューバ側が強く望んでいた措置。オバマ大統領とキューバのカストロ国家評議会議長が進める国交正常化へ大きな弾みとなる。

 次の焦点は、両国の国交回復を意味する大使館再開に移り、両政府は早期の実現を目指して詰めの交渉を加速させる。82年の指定から33年ぶりのテロ支援国家指定解除で、米国による経済制裁が緩和されるが、依然として広範な制裁が残り、オバマ政権が関係改善の意思を示す象徴としての意味合いも強い。

 オバマ氏は2017年1月までの大統領任期で、経済制裁解除や両国首脳の相互訪問などを可能な限り実現させる方針。キューバは外国からの投資を呼び込み、自国経済の活性化につなげたい考えだ。

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