レアアース最大手経営難 中国の輸出制限撤廃で

 【共同】電気自動車(EV)やスマートフォンなどハイテク製品に使われるレアアース(希土類)の米最大手モリコープ(本社・コロラド州)が経営難に陥っている。レアアースの主要供給国である中国が輸出規制を撤廃したことで価格が低下し、資金繰りが悪化したためだ。今月1日には3250万ドル(約40億円)の社債利払いを見送ると発表した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ハイブリッド車(HV)などに使われるレアアース、ネオジムの価格は2011年につけた最高値の1キロ当たり約330ドルから約60ドルに低下した。

 一方、日本の製造業は価格高騰後、レアアースに頼らない製品を開発しつつある。「モリコープの経営が行き詰まっても大きな影響は受けない」(自動車大手)とみられ、日本企業が調達に困窮した状況は大きく様変わりしている。

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