運転士は電話不使用 米脱線、原因の謎深まる
- 2015年6月11日
- アメリカ発ニュース
【共同】東部フィラデルフィアの全米鉄道旅客公社(アムトラック)列車脱線事故で、米運輸安全委員会(NTSB)は10日、運転士の携帯電話を分析した結果、運転中に通話やメールはしていなかったとみられると発表した。
制限速度の2倍以上に当たる約170キロに急加速してカーブに進入したのが事故原因とみられるが、列車の機械トラブルは見つかっていない。運転士は事故前後の記憶が全くないと話しており、なぜ急加速したのか謎が深まった。
NTSBによると、当時、携帯電話の電源を切っていたか、あるいは通話やメールができない「機内モード」にしていたかはさらに分析が必要とされる。
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