準優勝なでしこ帰国 宮間主将「一歩及ばず」

 【共同】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で準優勝した日本代表「なでしこジャパン」が7日、大会の決勝の舞台だったカナダのバンクーバーから成田空港に帰国した。主将の宮間あや(岡山湯郷)は成田市内で記者会見に臨み「準優勝で自分たちの目標には一歩及ばなかったが、できる限りのことはチーム全員でできた。最後まで全員で走り切れた」と話した。

 佐々木則夫監督は「終了の笛が鳴った時には非常に悔しさもあったが、選手はよくやってくれたというすがすがしさもあった。あの笛は次のなでしこのスタート」と、米国に大敗した決勝を今後の糧とする決意を語った。

 空港ロビーでファンの出迎えを受けた澤穂希(INAC神戸)、エースの大儀見優季(ウォルフスブルク)らの選手には笑顔も見られた。

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