米鉱工業生産0.3%上昇 6月、3カ月ぶりプラス 

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が15日発表した6月の鉱工業生産指数(季節調整後)は前月比0.3%上昇し、3カ月ぶりにプラスとなった。昨年11月(1.1%増)以来の高水準だった。鉱業と電力・ガスのプラスが全体水準を押し上げた。市場予想の0.2%上昇を上回った。

 生産指数の内訳では、製造業は前月比横ばい。主力の自動車・同部品は3.7%低下した。耐久財生産がマイナスとなる一方で、非耐久財は3カ月ぶりにプラスだった。鉱業は1.0%上昇。電力・ガスは1.5%上昇した。

 設備稼働率は前月比0.2ポイント上昇の78.4%。市場予想の78.1%を上回った。

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