最低賃金、時給15ドルに NY州ファストフード店
- 2015年7月23日
- アメリカ発ニュース
【共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、クオモ・ニューヨーク州知事の諮問委員会は22日、州内の大規模ファストフード店の最低賃金を今後数年間で段階的に時給15ドルまで引き上げるよう勧告した。近く州政府が行政命令を出す。
現在、州の最低賃金は時給8.75ドルで、大幅な賃上げになる。対象となるのは30店舗以上を持つファストフード店チェーンで、その従業員は合計で約18万人という。
勧告によると、まずニューヨーク市で対象店舗の最低賃金をことし末までに10.50ドル、それ以外の地域で9.75ドルに引き上げる。その後も段階的に引き上げを続け、同市では18年末、それ以外の州内では21年7月1日に時給15ドルを実現させる。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ