マクドナルド13%減益 日米で販売不振

 【共同】ファストフード大手マクドナルドが23日発表した2015年4~6月期決算は、売上高が前年同期比10%減の64億9770万ドル(約8000億円)、純利益も13%減の12億240万ドルとなった。

 日本では、仕入れ先で期限切れ鶏肉を使用していた問題や商品への異物混入による顧客離れで、業績が低迷した。地盤の米国での販売不振も響いた。

 世界全体の既存店売上高は0.7%減だった。日本のほかに中国でも販売が低迷したため、アジア太平洋・中東・アフリカ地域は4.5%減り、営業利益は26%減った。米国も新興ハンバーガーチェーンを相手に苦戦し、既存店売上高は2.0%減となった。

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