輸入制限、牛73万トンで発動 豚15万トン、TPP日米調整

 【共同】環太平洋連携協定(TPP)交渉の日米協議は29日(日本時間30日)、日本の牛・豚肉関税の緊急輸入制限(セーフガード)の発動基準で最終調整に入った。牛肉は協定発効15年目に輸入総量が約73万9000トン、安い価格帯の豚肉は10年目に15万トンを上回った場合に発動する。

 日本は米国に対し、牛豚肉関税を段階的に半分以下に引き下げるため、国内農家への影響を抑えるセーフガードの発動基準が焦点になっていた。近年の輸入実績を踏まえて基準を決めており、政府はこれを上回れば関税を引き上げる設計にしたため影響を抑えられると判断した。

 牛肉関税は協定発効時に現在の38.5%から27.5%になり、10年目には20%、15年目以降は9%と段階的に引き下げていくことが固まっている。セーフガードは、15年目は約73万9000トンを超えたら18%に引き上げる。18年目以降は毎年、発動後の関税率を1%ずつ引き下げる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る