富士通、新型の予備保存機器を発表 〜 ハイブリッド型データ管理機能を拡充
- 2015年9月8日
- ハイテク情報
富士通は、新たなラピッド・リカバリー・アプライアンス(Rapid Recovery Appliance)を発表した。
ビジネス・クラウド・ニュースによると、同製品は、バース(BaaS=backup as a service)のクラウド版の実装を大幅に簡便化するとともに、富士通クラウド・バースの世界的可用性を高め、弾性と安全性も同時に向上させる、と同社は説明している。
各種の設定があらかじめ完了している新型のラピッド・リカバリー・アプライアンスは、顧客企業の現場に実装される設計であることから、データ保護過程に関する管理権限という面で、ハイブリッドITシステムの利用企業に、より大きな管理力を与える。
富士通によると、新システムは、社内ITと社外クラウド・サービスの混合によって引き起こされる業務運営または事業過程上の諸問題の解消に役立つ。そういった課題は、昨今の企業で起こりやすくなっている。
同システムは、予備保存と修復(回復)装置を、従業課金制のクラウド・サービスによって統合し、データ・セキュリティー管理の対費用効果や効率性、利便性を向上させる。
たとえば、富士通の同バースは、データを別の安全なクラウド保存場所に自動的に予備保存するとともに、同社のクラウド予備保存サービスを通して迅速なデータ修復を可能にする。
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