3枚目パネルを取り外し 福島第1原発1号機

 【共同】東京電力は8日、福島第1原発1号機の建屋カバー解体作業で、6枚ある屋根パネルのうち3枚目を取り外した。放射性物質の飛散防止剤を散布した後、12日にも4枚目を取り外す予定。

 屋根は幅約7メートル、長さ約42メートルのパネルを6枚並べた構造で、年内にも6枚全ての撤去を終える方針。東電によると、この日の作業で敷地周辺の放射線量に変動はなかった。

 2016年度中にカバーの解体を終えた上で、がれきの撤去などを進め、20年度中に使用済み核燃料プールに残る燃料392体の取り出し開始を目指している。

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