反体制派訓練、戦略見直し シリアめぐり米紙
- 2015年9月8日
- アメリカ発ニュース
【共同】7日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、過激派組織「イスラム国」掃討のため、シリア反体制派に対して米軍が実施している軍事訓練をめぐり、国防総省が戦略の見直しを検討していると報じた。
訓練を終えた反体制派メンバーが展開して間もなく国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」によって拘束されたり、攻撃を受けたりする事態が発生、対策を迫られている。結論は出ていないという。
具体的には、反体制派メンバーの戦闘技術の向上が検討されているほか、戦闘員の展開規模、展開地域の見直し、戦闘員への情報提供の改善などが選択肢として浮上している。
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