対中制裁、当面見送りか サイバー問題、米紙報道

 【共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は14日、中国発のサイバー攻撃を理由とする経済制裁について米政府は、今月下旬の習近平国家主席の訪米前には発動しない方針だと伝えた。

 米政府は中国の企業や個人を対象にした経済制裁を検討中とされる。

 このほど訪米した中国共産党の孟建柱政法委員会書記との間で一定の合意があったという。ただサイバー攻撃に関する問題が解決されたわけではなく、米当局者は、習氏が訪米を終えた後の中国側の出方を見極める必要があるとの考えを示した。

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