米、島しょ国支援強化へ 首脳間で温暖化対策議論 

 オバマ大統領は1日、地球温暖化による海面上昇など深刻な被害にさらされている島しょ国の首脳らとパリで会談した。温暖化対策での協力を議論、オバマ氏は島しょ国への支援を強化する意向を表明した。

 会談は、パリ郊外で開かれている国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に合わせて開催。キリバス、マーシャル諸島、パプアニューギニアなどの首脳が参加した。

 キリバスやマーシャル諸島は、海面上昇による水没の危険性が指摘されている。オバマ氏は会談後「気候変動の猛威の影響を最も強く受けている」として、COP21では島しょ国の声を反映させるべきだと強調した。(共同)

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