中国広範囲で大気汚染 北京の高層ビルかすむ

 北京市は1日も微小粒子状物質「PM2.5」を含む汚染指数が最悪レベルの「危険」(301~500)を大幅に上回るなど、中国の華北、東北、内陸部など広範な地域で連日、深刻な大気汚染に見舞われている。

 北京の米大使館のウェブサイトによると、1日午後3時(日本時間同4時)時点で579を記録。中国の気象予報サイトでは北京中心部で「PM2.5」が1立方メートル当たり600マイクログラムを超えた。中心部の長安街では高層ビルが灰色のスモッグでかすみ、歩道を行く過半数がマスクやマフラーで顔を覆っていた。

 北京に10年住んでいるという河北省出身の会社員女性(34)は「耐え難い。改善には時間がかかると思う。北京脱出も真剣に考えなくては」とマスク姿で話した。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る