マグナ、キャデラックの軽量車開発を支援
- 2015年12月9日
- 自動車関連
サプライヤー大手のマグナ・インターナショナルは、GMの高級車ブランドであるキャデラックの軽量車開発を支援する。
オートモーティブ・ニュースによると、マグナは炭素繊維製ボンネットのほか、アルミを採用したオイルパンや高圧ダイカスト部品を供給する。ボンネットは2016年型「ATS-V」および「CTS-V」の高性能モデルに、オイルパンとダイカスト部品は年内に生産開始予定の新型「CT6」セダンに搭載される。
マグナが開発した炭素繊維製ボンネットは、アルミ製より27%以上、既存のスチール製より72%軽量とされる。GMと共同で開発したオイルパンもスチールより2.5〜3ポンド軽く、60%前後の軽量化を達成した。このほか、アルミの高圧ダイカスト部品CT6のボディやシャシーに搭載され、フロントボディのヒンジピラーに採用される部品の数を20%減らした。
GMはマグナにとって6大顧客の1社で、14年総売上高(366億ドル)の約18.3%を占める。
マグナは1月、テネシー州スプリングヒルに生産拠点を開設し、現地のGM工場にシート部品の供給を開始した。
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