9年半ぶりの利上げ決定 FOMC、0.25%
- 2015年12月16日
- アメリカ発ニュース
米連邦準備制度理事会(FRB)は16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利政策を解除し、9年半ぶりに利上げすることを決めた。政策金利フェデラルファンド(FF)レートの誘導目標を0.25%引き上げて0.25~0.50%とする。投票権を持つ10人の全員一致で決まった。
今後の利上げの時期や幅は、経済の現況と見通しに照らし判断するとした。経済状況は緩やかな利上げを当分正当化するとした。
米経済は「緩やかなペースで拡大した」と評価。物価は2%目標を引き続き下回っているが、中期的には上昇するとするだけの「合理的な確信がある」とした。雇用はことしに入って著しい改善を遂げたとした。(共同)
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