ネタニヤフ氏の盗聴継続か オバマ政権、米紙報道

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は29日、外国指導者に対するスパイ活動を大幅に縮小する方針を示していたオバマ政権が、イスラエルのネタニヤフ首相らへの盗聴を続けていたと報じた。米政府当局者らの話としている。

 米国家安全保障局(NSA)が、ネタニヤフ氏やイスラエル当局者らの通話を傍受。把握した情報の中には、イラン核協議の動向をめぐってイスラエル側と米議会側が交わした私的な会話の中身も含まれていた。ネタニヤフ氏だけでなく、米議会の反発も予想される。

 オバマ政権は、イラン核合意に反対するネタニヤフ氏らが核協議を妨害するため、独自に収集した協議の詳細を漏えいしたり、米議員に反対するよう工作したりしていたことを把握していたという。(共同)

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