北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の日米韓の首席代表が13日、ソウルで会談した。3者が一堂に会するのは、北朝鮮が6日に4回目の核実験を実施して以降初。国連安全保障理事会で北朝鮮に対する強力な制裁決議案採決を目指すことで一致、挑発行動を阻止するための緊密な連携を確認した。
韓国外務省の黄浚局朝鮮半島平和交渉本部長は「過去とは違う圧迫外交で、北朝鮮が相応の代価を支払うようにしなければならないと一致した」と述べ、北朝鮮への圧力強化に決意を示した。
石兼公博・外務省アジア大洋州局長も新たな制裁について「核実験が決してためにならないと実感させる内容」にするべきだと強調、実効性のある厳しいものとする必要性を訴えた。米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表は、決議案に「新たな制裁手段」を盛り込む意向を示した。3者は各国の独自制裁に関しても詳細な議論を行ったもようだ。(共同)
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