モバイル経由の支出が59%増 〜 年末商戦、eコマースの18%に

 米国では2015年の歳末商戦期、携帯通信端末を使った買い物が前年同期より59%も増加したことが、ウェブ分析コムスコアの調べで分かった。

 ロイター通信によると、消費者がスマートフォンやタブレット端末を通じてギフトなどの購入に使ったお金は127億ドルに達した。コムスコアのジアン・フルゴニ名誉会長は「今シーズンは『モバイルが実店舗を食った年』として記憶に残るだろう」と語った。

 米消費者の間では、実店舗の混雑を避け、オンラインでのみ提供される安売りを目当てにインターネットで年末の買い物をする人が増え、特に携帯端末を使った物品購入が増えた。年末のeコマース全体に占めるモバイル取引の割合は、14年の13%から今年は18%に拡大したと推測される。

 一方、デスクトップ・パソコンを使った支出は564億ドルと、予想の583億ドルより少なかったという。

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