有給の育休、169カ国が導入〜米国は含まれず

 米国は出産休暇や育児休暇の整備が最も遅れている国の1つであることが、米国とカナダの大学の共同調査で分かった。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、ハーバード大学とマギル大学が173カ国を対象に出産時の有給休暇(女性には出産休暇、男性には育児休暇)について調べたところ、169カ国に何らかの保証制度があり、ないのは先進国では米国だけ。発展途上国を含めても米国、スワジランド、リベリア、パプアニューギニアの4カ国だけだった。

 米国の育児介護休業法(FMLA)は、取得資格のある労働者に出産後12週間の休暇を保証しているものの、適用は一部の労働者に限られ、雇用主は… 続きを読む

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