ソニー、パナソニック製電池をリコール 〜 バイオに搭載、焼損の恐れが理由
- 2016年6月22日
- アメリカ発ニュース
ソニーは、過熱による焼損が発生する可能性があると判断して、ラップトップ型パソコン製品のバイオに搭載されているパナソニック製リチウムイオン電池パック約1700個をリコール(回収および無償修理)した。
米消費者製品安全委員会(CPSC)の通達によると、関連する事故や負傷の例はまだ報告されていない。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ソニーは、2014年初頭にパソコン製品の販売を停止し、バイオ関連事業を私企業投資基金運用会社の日本産業パートナーズ(JIP)に売却したが、既存の利用者に対する顧客サービスの提供を続けている。
問題の電池パックは、2013年に販売されたパソコンに搭載されたもの。リコール対象の機種番号はVGP-BPS26、部品番号は1-853-23-11と1−853−237−21。
パナソニック製のラップトップ用電池パックに関しては、東芝も3月に米国で約9万1000個をリコールしている。東芝は当時、過熱によって溶けた筐体が4件報告されたが負傷者はいないと報告した。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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