北朝鮮が22日、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる2発を相次いで発射したのは、米領グアムを射程に収めるとされるミサイル技術を誇示することで、米国に体制保障に向けた直接交渉に応じるよう迫る狙いがあるとみられる。
この日、北京で北朝鮮核問題を巡る6カ国協議参加国の当局者らが集まる国際学術会議「北東アジア協力対話」が始まった。これに合わせた発射により、核・ミサイル開発で一歩も引かない強硬姿勢を印象づけ、関係国の譲歩を引き出そうとする思惑もありそうだ。
会議には、北朝鮮で対米交渉を担当する崔善姫外務省米州局副局長のほか、日米や中国の同協議首席代表らが出席。消息筋によると、崔氏は核開発を正当化し、米国に政策転換を迫る北朝鮮の立場を強調した。(共同)
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