オバマ氏、時間との闘い 残せるか歴史的業績
- 2013年2月13日
- アメリカ発ニュース
【共同】オバマ大統領は12日の2期目初の一般教書演説で、中間層重視や移民制度改革など内政課題に力点を置き、対立する共和党へ協力を呼び掛けた。2期目の大統領は、任期の折り返し点に当たる中間選挙後、急速に求心力を失う場合が多い。歴史に名を刻む大統領になれるか、オバマ氏は時間との闘いに直面する。 「中間層を再び元気づけることがわれわれの世代の務めだ」。オバマ氏は演説で共和党に対し、経済政策での協力を要求し「米国民はわれわれ(政治家)が合理的な妥協を成立させることを求めている」と述べた。 だが両者の溝は深く、党派対立の解消は容易ではない。財政再建という課題一つをとっても、富裕層への増税などを主張するオバマ氏に対し、共和党は猛反発。
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