「核禁止条約は必要」 オスロ会議後に日本代表

 【共同】ノルウェー政府主催の「核兵器の非人道性に関する国際会議」に、被爆国日本を代表して出席した日赤長崎原爆病院の朝長万左男院長(69)と日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳事務局長(80)が、閉会後の5日(日本時間6日未明)、オスロ市内で記者会見し「核廃絶には核兵器禁止条約が必要だ」とあらためて訴えた。

 朝長さんは、広島、長崎への原爆投下を医学的見地から検証した自らの報告に言及し「被爆による人体への長期的な影響を、世界に広く知ってもらう出発点となった。歴史的な会議であり、核は非人道的との共通認識が確立したのではないか」と2日間を振り返った。

 田中さんも「人道に反する兵器だとやっと分かってもらえた。結成から五十数年、核廃絶に向けて努力してきた被団協の到達点だ」と満足そうな表情を見せた。

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