日本、8日台湾と対戦 WBC2次ラウンド開幕
- 2013年3月7日
- スポーツニュース
【共同】野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド1組が8日に東京ドームで始まる。3連覇に挑む日本は同日午後7時開始予定のナイターで初戦となる台湾戦に臨む。予告先発は日本が能見(阪神)、台湾が大リーグ通算61勝の王建民。
日本は7日、1次ラウンドを戦った福岡から移動し、東京ドームで軽めの調整をした。山本監督は「相手が強豪になってくる。いよいよ明日からだなという気持ち」と意気込みを語った。
1次ラウンドA組で日本を破ったキューバ、B組を勝ち抜いた台湾とオランダが同組に入り、敗者復活のある変則トーナメント「ダブルエリミネーション方式」で米サンフランシスコでの準決勝に進む2チームを決める。日本以外の3チームも同日、東京ドームで練習した。
■王建民の低めを警戒
日本の野手陣は、台湾の王建民を攻略するために、低めの球を捨てる必要性を強調した。
大リーグのヤンキースで2年連続19勝をマークしたことのある右腕は鋭いシンカーが持ち味。松井(楽天)は「速く動くというイメージ。低めは変化すると思うので見極めないと」と警戒した。
右腕の攻略には左打者が鍵を握りそうだ。1次ラウンドの全3試合で安打している糸井(オリックス)は「低めに沈む球がいい。何とか勝ちにつなげられるような打撃をしたい」と意気込んだ。
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