もはやファングじゃない。これからはマンゴース 〜 技術業界最新の主役たちの顔ぶれが入れ替わる

  • 2026年8月13日

米技術業界において主役交代の波が押し寄せている。

テッククランチ誌によると、スペイスエックス(SpaceX)は6月12日に新規公開株(IPO)を果たし、史上最大の新規上場を記録した。生成人工知能新興大手のアンスローピック(Anthropic)が予定するIPOも記録的規模になると予想されるほか、その競合社であるオープンAI(OpenAI)も、それらに匹敵する巨大規模のIPOに向けて準備を進めている。

米技術業界では長年にわたって、いわゆる「ファング(FAANG)」が大手中の大手、優良企業中の優良企業と位置づけられてきた。ファングは、フェイスブック(現メタ)とアマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル(現アルファベット)の頭文字をつなげた言葉だ。

しかし、ファングに代わって「マンゴース(MANGOS)」という言葉が新たに登場し、一気に拡散している。マンゴースとは、メタ、アンスローピック、エヌビディア、グーグル、オープンAI、スペイスエックスの頭文字を組み合わせたものだ。これからはマンゴースが技術業界全体の行方を左右するとみられる。

ファングの前には、ギャーファ(GAFA)やギャーファム(GAFAM)という表現もあった。ギャーファは、グーグルとアップル、フェイスブック、そしてアマゾンの4社を表し、ギャーファムはそれら4社にマイクロソフトを加えた5社を表す。

マンゴースという言葉は、開発者の「@krishdotdev」と「@lilscoot」がエックス上で6月8日に提唱した表現だ。その投稿は、1日も経たないうちに2万件以上の「いいね」を集め、急激に広まった。

ファング5社のうちメタ(旧フェイスブック)とグーグルはマンゴースにも含まれ、アマゾンとアップル、ネットフリックスが省かれた代わりにアンスローピックとエヌビディア、オープンAI、スペイスエックスが加えられた。ただ、アマゾンかアップルをマンゴースに残留させ、アンスローピックをまだ入れないという意見もある。

ファングは現在でも世界的巨大企業であり、影響力はいまでも非常に強い。しかし、この数年におけるアンスローピックやエヌビディア、オープンAI、スペイスエックスの勢いにはおよばない。それら4社は、人工知能や高性能半導体、そして宇宙開発という現在の花形分野の最大手たちだ。マンゴースは、産業界の革新から法人向け合理化ソリューション、消費者のくらし、働き方まで広範の分野で新たな変革を生み出し続けている。

一部では、マンゴースすらすぐに古くなるという指摘もある。また、ナーマ(NAAMA=Nvidia、Apple、Amazon、Microsoft、Alphabet)やマターナ(MATANA=Microsoft、Apple、Tesla、Alphabet、Nvidia、Amazon)を提唱する声もある。

(Gaean International Strategies, llc社提供)

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