イタリア政府の損害3700万ユーロ(約47億円) 客船座礁

 【共同】ANSA通信によると、イタリア政府は17日、昨年1月に同国中部沖で起きた豪華客船コスタ・コンコルディアの座礁事故で、緊急対応費用や環境破壊により、政府側に生じた損害が約3700万ユーロ(約47億円)に上ると明らかにした。

 過失致死罪などで当時の船長(52)らを起訴するかどうかを審理中の地裁の予審で政府側弁護士が明らかにした。イタリアでは刑事裁判で被害者が被告らに損害賠償請求できる制度があり、政府は被害者の立場で予審に参加している。

 政府は損害額のうち1000万ユーロは事故により「イタリアの国際的イメージが傷ついたため」と説明している。座礁現場に近いジリオ島の自治体も、これとは別に8000万ユーロの賠償を求めている。

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