トヨタ営業益1.8兆円へ 円安効果、14年3月期予想
- 2013年5月8日
- 日本発ニュース
【共同】トヨタ自動車は8日、2014年3月期の連結営業利益(米国会計基準)が1兆8000億円になるとの予想を発表した。円安効果で輸出の採算が改善し、リーマン・ショック前の08年3月期に過去最高の2兆2703億円を記録して以来の高い水準となる。ダイハツ工業や日野自動車、中国などの合弁会社を含めたグループの販売台数は過去最高の1010万台と予想。景気回復に向け、関係企業の裾野が広い自動車産業の好業績は追い風となる。
ただ長引いた円高で日本の製造業は生産の海外移転を進めており、国内の投資や雇用の増加にどの程度つながるのか不透明な面もある。
トヨタは14年3月期予想で、為替レートを1ドル=90円と見込んだ。現在の為替レートは100円近くで推移。ドルに対して1円円安が進むと営業利益は400億円増えるため、「営業利益は2兆円台が視野に入った」(外資系証券)という見方もある。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ